【雑談】長男:8歳の誕生日を前に思うこと
長男がもうすぐ8歳になります。
早生まれで生まれてきて、ほかの子よりおとなしく、活発な子ではなかったため、この子は大丈夫なのか??と何度も心配したのが昨日のように思います。
絵が下手
工作が不器用
かけっこが遅い
外遊びは好きじゃない
いつも一番最後
アピール力がない
マイペース
・・・いっつもお友達と遊んだり、子育てサロンなどに行くと、その息子の様子にイライラして、家に帰ってくると息子に「なんでできなかったの!?」と怒る(キレる)ダメな母でした。
幼稚園も、「運動・工作・歌」という、技術アピール3連発みたいなことが重視されるところだったため、それはそれは毎回「なんでできないんだ・・・なんでうちの息子はああなんだろう・・・」と落ち込んでました。親子ともども自信を無くしてました。
ただ、小学生になって、状況が一転し、痛感します。
【彼の得意な分野が幼稚園にはなかったのだ!】と。
数字が好き。それは小さいころからそうだったのですが、それって幼稚園の頃は別に必要ない(というかとりだててすごいねとは言われない)技術なんですよね。それが、小学校に入ると「算数すごいね、計算早いね」となるわけです。
ここで、長男の自信が一気についた・・・のです。
「あ、ぼくってもしかしてできる子なの?」と。
そこからはもう算数も国語も音楽も図工(相変わらずうまくはないけどw)も、勉強も学校も本当に楽しいみたいです。
そして、その長男の自信はぐんぐんいい方向へ進み、最近は、模試でも全国で上位10%に入れる時もしばしば…となってきました。幼稚園でできないことがあっても、小学校とはまた話が別!と今なら声高らかに言えます。ええ。逆に幼稚園でのびのび楽しすぎて「勉強ばっかりやだー」ってなる子だっているって聞きますし。
この長男と同じ、自信を持ったことで変化した経験、私も小学校3年生ぐらいでありました。
1年生の時も2年生の時も、挙手で発言をするのが苦手すぎて、わかっていても手を上げない、自信もない、そして、ほかの子がすっごくできる子に見えたんです。
でも、3年生のある時「あれ?あたしってもしかして勉強できるの?!」と気づいたとき、それまでABC評価でほぼ全部Bだった成績が、ほぼAに一気に変わったんですね。学期の途中で変わったものですから、普段成績についてあーだこーだ言わない母もびっくりしてたのを覚えています。
自信って大事。そんな経験を自分もしていたはずなのに、小学校上がるまで一緒に落ち込んだり、キレたりしてごめんよ、長男・・・。
ただ、親というものはこういう風に自分の子だからこそ、右往左往したり、心配したり、「なんでできないの?!」とイライラしたりするんだなと思うんですよ。だって、自分の子じゃない子を教えてた時、そんなイライラしなかったですもん。わからないところがあっても本当に気長に、丁寧に教えられてましたもん。その子たちがどうでもいい子たちってわけでは決してないんですよ、成績上げてあげようと必死にはなりました。でも、自分の子供になると、やっぱり無意識の「心配」が出てきちゃうんですね。不思議。
そんな長男が自分の小さいころを家族にインタビューするという宿題を持ってきました。小さいころから、数字が得意だった長男、動画を見て「あーわけわからないこといってるー」と懐かしく思いました(今は、至極まじめでわけのわからないことなんて言いませんw言ってくれてもいいのに・・・)。そしてかわいい小さいころの動画に「あぁ、こんなかわいいころがあったんだなぁ」と思いつつ、2度と帰ってこない今の大事な毎日を、ちゃんと一緒にすごしてあげたいなと思いました。
さて、もうすぐ3年生!!
四谷大塚のリトルくらぶ(3年生)はどうするのか、決めなきゃいけないのに、なんかずるずるしております。練習をほとんどしないで、全然上達しないくせに、お教室に行くことだけはやめないピアノも来年度はどうするか、相談しないといけないんですけど…。
母としては、水泳も(自分がやってたのもあって)やってもらいたいと思ったり、いろいろ習い事も悩ましいです…。あ、そうそう、9月からは四谷大塚の「4年生準備講座」にもいかせたいしね。
元気に生まれて、元気に育っていることに感謝をしつつ、彼がしなやかに、楽しい日々を送れるように、母はがんばっていこうとおもいますー!