(次男)兄弟差がしんどくなる

ずっと長男の話をしていましたが、年中の次男…私が長女なのもあって、長男(長子)の気質みたいのは、自分にもわかるところがあって共感できたり、努力の仕方みたいなのが似ているのですが、次男(末子)の彼はどうも宇宙人に感じてしまいます。

 

<うちの次男は口が達者>

 

活舌が悪い癖に口はめちゃくちゃ達者です。男の子なので、ペラペラしゃべるわけじゃないのですが、大人の痛いところを突いてくるというか、めんどくさいというか…

 

(親の自分が言うのもなんですが、次男、顔もしゃべり方もかわいいんです。私に似た長男と違って、「顔だけは私好み」の主人に似たからかもしれないですが…)、好きなお菓子とか、めっちゃ可愛いしゃべり方で「賞味期限きれちゃいそうだから食べようよー!」とか言ってきました。

 

「ヲイ、賞味期限が切れそうってなんで数字読めないお前がわかるんだよ!」と冷静になってから突っ込みましたが、もう彼らがおいしくお菓子を食べてしまった後でした…。失敗。

 

<うちの次男、数字・文字に全く興味を示さない>

お菓子を3人のお皿に同じ数ずつ分けて―はできるのですが、いくつ入っているかはわからない。何もかも適当な子なので、数字を指さしで数えるのも、上のほうからどれを指してるんだかわかんないような感じで指すので全く数えられていない。覚える気もない。やる気スイッチはどこにあるんだ?!って感じです。

 

ひらがなも、兄は年少の夏にはひらがなボードで全部覚えたんです。

毎日毎日ひらがなボードから聞こえる「ブー!残念!!」って音をうんざりするほど聞いて「もう、正解できないんだったらやらなくていい!!」って言ったんですが、だんだん「ピンポーン!正解!!」って音が増えてきて、夏が終わるまでには全部できるようになってた…という。

 

で、次男、同じように年少も年中もひらがなボードやらせましたが、途中で投げ出します。またやり直すと彼の能力が真っさらな状態に戻っているので、不正解ばかり…はぁ。教えてもちゃんとやってくれない。なんならこちらがめんどくさいと思わせるようなことをやるから、こちらも根気よく教えられない。すぐ泣く。

 

今日は数字をちゃんと数えない、わざとごまかす…にうんざりして母、雷落としました。ちゃんとやれ!と。それを見て長男が一緒に泣く…という。

 

なんていうんでしょうね、次男、数字の概念がないんです。

そのくせ自分に不利益なこととか、数とか「長男のほうが得!」とか、「長男のほうが多い!!」とかは気づくのが早いんです。発達を疑いたくなります…。

 

ただいま、母が機嫌が悪いので、長男がそれを悟ったのか、今は「玄関の靴はいくつある?」とか「このガラスは何枚ある?」とか家の中を連れて、次男に問題を出しているようです。ただ、次男はいつも優しい長男を頼りつつ、甘えてばかりいるし、強く出るので、「もー!てきとーにやらないでよ!」と長男も困っているようです。ただ、とてもやさしく教えてくれます。ありがたいです。

 

どんどん吸収していく長男には「これをやらせよう、あれをやらせよう」と母も面白くできるのですが、次男にはできないんですよね。マイナスからプラスに持っていく作業がしんどすぎる。だからって放置しちゃいけないんですけどね。頭ではわかってるんですけどね…。長男と比べると勉強面(とくに算数系)は長男のアドバンテージがありすぎました。

 

次男が大きくなるころには、私も仕事に本格復帰して、彼の勉強はアウトソーシングでお願いしたいと思ってしまうくらい…かあちゃん、そのために働くよ…ってことをふと考えたり…。

 

そんな次男、フォローするわけじゃないのですが、褒めるところもあります。観察力がすごいです。探し物はすぐ見つけます。工作は大好きです。立体的なものを作ったり、工夫したり、ダイナミックにおもちゃで遊んだり、興味のあることにはまっしぐらです。この前も1度しか見せてないタブレットの音声検索を覚えて使ってました。ただ、【興味があること】というのは自分のやりたいこと…なので、幼稚園の工作なんかは、明らかに「はい、やる気がないので、テキトーにつくりました」感がすごいです…あ、褒めてるはずが…

 

そして、なんていうんでしょうね、喜怒哀楽もはっきりして子供らしいし、愛嬌もあるし、だれにでも、そして外国人の方にも平気で話しかけに行くし…自分の意見はちゃんと言えるし、社会で求められるコミュニケーション力のある人間にはなれそうです社会に出て、次男はたくましく生きてはいけそうなんです(そういう点では、勉強は好きだけど、消極的で、自分の意見を言わない長男のほうが社会にでるのは心配なのかな?)

 

ただ、最低限の勉強はできていたほうがいいと思うので…向き合いわないといけない…ってことなのかな?来年の9月から始まる四谷の「新一年生準備講座」は最低限<ひらがな・カタカタが読めて書ける><100まで数えられる>くらいまでいってないとついていくのが大変そうなので…あと1年!!まだ人間にもなり切れてない彼がどう成長していくのか…母の私も新たな挑戦です!